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2009/08/10

ソロ・シンガーとしての活動を再開

カントリー・ポップ・デュオTHE WREKERSの片割れとしてナッシュヴィルに乗り込み、複数のシングル・ヒットを飛ばしたシンガー・ソングライターのMICHELLE BRANCHだが、アルバム1枚を成功させただけで早くもデュオを解消。再びソロ・アーティストとして活動することになった。

友人で元バックアップ・シンガーだったJESSICA HARPと共にTHE WRECKERSを結成したBRANCHは、ディオとして3枚のシングルをリリース。第1弾シングルの「LEAVE THE PIECES」は、2006年にBILLBOADのHOT COUNTRY SONGS CHARTで2週に渡ってNo.1を獲得する大ヒットとなり、唯一リリースしたアルバム『STAND STILL, LOOK PRETTY』も、これまでに856,000枚を売り上げるヒット作品となっている。

しかしここへ来てBRANCHは、再びソロ・アーティストとして活動することを選択。秋の終わり頃に6年ぶりとなるニュー・アルバム『EVERTHING COMES AND GOES』をReprise/Warner Bros. Nashvilleレーベルよりリリースすることになり、アルバムからの第1弾シングル「SOONER OR LATER」がこのほどカントリー・ラジオ局でエアプレイがスタートした。現時点ではHOT COUNTRY SONGS CHARTにはチャート・インしていないが、すでにシカゴ、クリーヴランド、ナッシュヴィルを始め、アイオワ州デモイン、カリフォルニア州ベイカーズ・フィールドなどでは注目楽曲として取り上げられている。また、7/28からはiTunesの“PREMIERE OF THE WEEK”プログラム独占で配信モスタートしている。

BRANCHは、2001年のデビュー作『THE SPIRIT ROOM』と2003年の『HOTEL PAPER』を合わせて320万枚売り上げた実績を持つ人気アーティストだが、今回のアルバム『EVERTHING COMES AND GOES』の完成にあたって、カリフォルニアのWARNER幹部たちとナッシュヴィルの関係者は「果たしてカントリー・マーケットで売るべきか、あるいはポップ・マーケットで売るべきか」で頭を悩ませたという。

しかしデュオ解散からわずか半年でアルバムを制作したBRANCHは、「枠にはめられるのは、私にとって悪夢だったわ。誰もが細かいことを考え過ぎてる感じだったしね。私は衝動的な人間だし、とくに音楽に関してはそれが顕著。自分が正しいと思ったことは突っ走ってでも進めるタイプだけど、今回は足を止めて周囲の意見に耳を傾けたわ。本当だったら昨年のうちにリリースしたかったけど、そんなわけで今年の秋まで延びてしまったというわけ」とコメントしている。

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